1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

いわゆる「SNSへの晒し行為」に関しての私見

スマートフォンSNSの発展は、良い側面もありますが負の側面もあると思っています。

負の一つ、いわゆる「SNSに晒す」行為について私見をアップしようと思いました。

 

Blogの更新は疎かになりがちですが、Twitterへの投稿はRTを含めれば日に何度かは行っています。

そのTwitterのタイムラインを眺めていると、時折「タクシードライバーが違法駐車」だとか「ドライバーが車内喫煙」だとか「乗車拒否」だとかの告発系が見受けられます。

それも、会社名やナンバーの分かる写真を添えて…

 

またこの夏、新東名高速で発生した煽り運転や、それに付随して高速上に車を止めての威嚇行為は、その行為を記録した映像の一部終始がネットに拡散し、結果として、煽り運転並びに威嚇行為を行ったドライバーの逮捕までつながるという事件もありました。

 

違法行為や暴力行為をネット上に晒す行為は、その意味で社会的にも受け入れられてきているのかもしれません。

 

でも、私はこれらの「晒し」には違和感を覚えています。

どちらかと言うと、私の感覚は少数派だと思うので、読まれている皆さまには「こんな考え方もあるんだぁ」程度にお読みください。

 

 

そもそも、そのTLは真実なのか?

誰々が駐停車禁止場所で付け待ち、こんなの許されるのか?

こんな投稿とそれらしき写真。

確かに真実らしいけど、私には確認の方法がありません。

もし、真実では無かったら?と考えると怖いですねぇ

 

SNSに晒すこと」=「社会的制裁」、そんな権限を持ってませんから…

SNSに晒すことは、社会的な制裁を求めて行われると思うのですが、そんな大それた権限を私は持っていません。

もっと言えば「晒すこと」=「私的な制裁」ですよね?

「私的な制裁」が横行して、それに溜飲を下げる社会は住みにくいと感じるのですが…

 

私はそんな立派には生きていませんから…

少し書きにくいけど、タクシーの仕事って道交法違反とのせめぎあいのところがあります。

自分の脱法行為をSNSに書き込みするのはダメだと思っている、そんな話は『タクドラのSNS、法律違反は何処まで書いて良いものなのか?』に書きました。

一日の仕事の中で、周りのドライバーや歩行者に迷惑をかけることも多々あると思っています。

また、その中には脱法行為もあるかもしれません。

それらを晒されたとしたら…

そう考えるととても怖いですねぇ。

 

まぁ、私が「晒し」に違和感を覚えているのは、このあたりです…

もちろん、晒される側が悪い!ことが大半ってことは、理解した上でなんですけどね。

 

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問題多発のUberをこのタイミングで賞賛する理由、それも条件を違えて比較してまでやることなのか?

タクシードライバーにとっての無線配車のお話しを書こうと思っていたのですが、少し気になるニュースを発見したので、Uberの件について書こうと思います。

 

拙ブログでは、幾度も書いてきていますが、Uberなどのライドシェアはタクシーが不足している地域での代替というビジネスモデルが原点であって、それ以上でもそれ以下でも無いってこと。

さらにビジネスが浸透するに連れて、請負型のビジネスモデルの様々な弱点露見してきたという現実。

この二点は、前提にしてお話を進めたいと思っています。

 

さらに、今回特に強調したいのは、Uberのドライバー評価についてです。

Uberとタクシーを比較するときに、Uberはドライバーの評価が視覚化されているから安心という紹介を良くされていますが、それはどうなのでしょうか?

 

そしてタイトルにも書きましたが、Uberとタクシーを比較する際にお互い同条件で比較されることは無く、Uberに有利な条件での比較となっていることが多いという現実について考えてみたいと思っています。

 

さて、今回取り上げる記事は、キャリコネニュースに10/5に掲載された

田村淳、Uberの良さ語る「運転手が評価されようと努力する。良い接客をしようという意識が高い」 | キャリコネニュース

という記事です。

 

記事全体は下記に転載しますが、その中で気になった一文は…

田村さんは自身の経験上、運転手の中には「この人嫌だなって思う人もいる」という。しかし、タクシー乗り場では後ろに人が並んでいることも多く、状況を考えるとその運転手を見送るわけにもいかない。

Uberは、断るまでも無く配車システムです。

アプリを使って、配車を申し込むと、星の着いたドライバーから選択する仕組みだと認識しています。

 

街中でタクシーを拾うという時の不安と、アプリ上で評価つきのドライバーから選択する仕組みって、そもそも比較できるものなのでしょうか?

この比較自体とてもナンセンスだと思うのです。

せめて、タクシーアプリで配車を申し込んだけどドライバーの顔が分からない不安と評価付きのドライバーから選択できる安心?という比較ならギリギリ理解できなくも無いのですが…

 

ところで、Uberのドライバー評価なのですが、そもそもそんなに過大に評価して良いものなのでしょうか?

Uberはプラットホームを提供しているだけで、請負先のドライバーの教育も原則的にはしていません。

つまり、お客さんに丸投げなのですよ元々の仕組みが…

一方で、少なくとも法人タクシーはその看板を背負っているので、最低限の教育を行っていますし、トラブルの際は間に第三者機関であるタクシーセンターの仲介を含めてお客さんの保護と言う点では、最低限のラインはクリアしています。

 

それら保障の全く無い請負のドライバーとトラブルの際は最低限の仕組みが保障されているタクシー…

そもそも、比較するのであれば、そこまで掘り下げた上で比較するのが妥当だと思うのです。

 

そうは書きつつも、規制緩和の流れの中でライドシェア解禁に動くかもしれない?という危機感のようなものは一応持っています。

ただ、目の前にタクシーがあふれている中で、わざわざuberを呼ぶ層は、そんなに大きくないのではないか?と思っているのは事実です。

また、もし解禁されれば、六本木や新宿の空車渋滞(Uberの客待ちを含めた)が激しさを増し、かえってお客さんの利益を損なうと思っています。

 

それでも、解禁したい人たちは、お客さんの利便性とは別の何かを求めているのでしょう。

その動きは注視し続けなければならないと思っています。

 

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田村淳、Uberの良さ語る「運転手が評価されようと努力する。良い接客をしようという意識が高い」 | キャリコネニュース

現在、世界的にシェアを拡大している配車アプリ「Uber」。だが、日本では営業活動が許可されていない自家用車を、タクシー代わりに利用することが禁止されている。Uberの進出はまだ先になりそうだ。

こうした中、9月28日に放送された「田村淳の訊きたい放題」(MX系)では、田村淳さんがUberの良さについて語った。田村さんはアメリカに行った際に利用したそうで「僕はUber大好きです」と。(文:石川祐介)

「日本のタクシー業界も、評判の高い運転手は運賃を高く取るとか差別化すべき」

鈴木奈々さんから「不安じゃないですか?なにかされたらどうしようとか」と聞かれた田村さんは、最初は不安だったが、使ったら安心したと話す。

「(来た運転手は)おばあちゃんだったけど、星(編集部注:Uberの評価指標)がすごく付いていた。水とか出してくれた。努力もするわけですよ、評価されたいから」

Uberでは運転手に評価を付ける制度がある。そのため、通常のタクシー運転手よりも「良い接客をしよう」という意識が高いのだという。

エコノミストの永濱利廣さんも「私もいいと思いますよ」とUberを評価する。「運転手の評価をユーザーが見れるのであれば、それこそUberだけじゃなくて。日本のタクシー業界って運転手の評価がわからないから」と、日本のタクシー業界でも運転手を評価する制度を導入して欲しいと主張していた。

田村さんは自身の経験上、運転手の中には「この人嫌だなって思う人もいる」という。しかし、タクシー乗り場では後ろに人が並んでいることも多く、状況を考えるとその運転手を見送るわけにもいかない。永濱さんはこれを受け、

「(タクシー業界でも)評判の高い運転手は、運賃を高くとっても良いとか。逆に、評判の低い運転手は安くしたりとか。そういった差別化をやっていったほうが良い」

と提案していた。

「あと数年でライドシェアは広がる」トラブルリスクを把握した上で利用するべき

ジャーナリストの町田徹さんは今後の動向について、「Uberは広がっていくと思います。ここから2、3年でUberも含めてライドシェアリングが増えていくと思います」と予想していた。ただ、

「何かあった時、タクシーに乗っていればほとんどの場合タクシー会社が賠償してくれますけど、Uberの場合は運転手に(賠償金を支払えるほどの)お金があるかどうかはわかりません。そういった事も含めて使わないと」

と、タクシーとは違ったリスクもあると指摘。田村さんは、難しい表情を見せながら相槌を打っていた。

 

左折レーンのある交差点、直進自転車はどのレーンを走行して交差点を通過するのが正しいでしょうか?

自転車走行のルールには謎なものが幾つかありますが、その中でも代表的と思われるものを紹介して、自転車走行について考えてみたいと思います。

 

一番左が左折レーン、真ん中が直進レーン、一番右が右折レーンとなっている三車線の交差点を自転車で直進して通過しようと思いました。

どのレーンを走行し直進するのが正しいでしょうか?

 

この様な問いに対し、警視庁では「一番左の左折レーンから直進する」のが正しいと指導しています。f:id:shiwa16:20180917155027g:plain

自転車の交通ルール 警視庁

 

もっと書くと、自転車は車道の左側を走行するのが原則なので、上の図にあるような左折レーンの真ん中を走行するのではなく、左側を走行していることになります。

さらに、左折レーンが二車線以上の場合でも、一番左の車線の左側を直進することになります。

 

つまり、この様な交差点を車で左折する場合、直進する自転車にも注意しなければならないのはもちろんのこと、左折レーンを直進してくる自転車に対して、邪魔だ!などと邪険に扱ってはならないのです。

 

でも、やっぱり左折車と直進自転車が交錯するのが原則というのは謎です…

 

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お客さんに言われても、ダメなものはダメと言える勇気を! 免許証を守るのは自分だし、他のドライバーも迷惑だし…

東京地方のローカルな地名が頻発しますが、ご容赦ください…

 

昨晩のこと、青山通り上りの表参道交差点で、実車中に信号待ちをしていました。

私は、この交差点を直進するつもりで、左から4車線目の先頭で停止していました。

すると、一番左の車線でお客さんを乗せた、某大手四社のタクシーが、するすると車線を変えて私の目の前に移動してきたかと思うと、信号が変わったら赤坂方面へ青山通りを直進したのです。

そして、交差点を越えたところにいた警官に捕まってました…

 

この表参道交差点、青山通りの上りは、左から2車線が左折レーン。真ん中の3車線が直進レーン。そして一番右が右折レーンになっています。

そして、渋谷から赤坂方向に青山通りを進行すると、交差点を越えたところに交番があります。

 

この様な形状なので、青山通りを赤坂方向に直進したいお客さんは、交差点手前で待っていても、左折専用レーンで乗車することになるので、渋谷方向に戻ってから乗車申し込みをするか、交差点を渡ってから乗車申し込みをするかしなければならない構造になっています。

 

しかし、昨晩のドライバーのようにお客さんに言われるがままに、左折レーンから直進レーンに移動し直進するドライバーが数多くいることも事実です。

そして、この表参道交差点の場合、先の交番の警官がかなりの高確率でその様なドライバーを停め、切符を切っている有名なポイントだったりします。

 

しかしながら…

この様な道交法無視のドライバーが多数存在することで、他のドライバーが被る迷惑はとても大きなものとなります。

 

例えば、表参道交差点で左折レーンを空車で走行していて乗車申し込みを受けた場合、そのまま左折であれば問題ないですが、直進と言われたときに「できない」などと言おうものなら、「他の運転手はやっているのに、なんでお前はやらないんだ!」と文句を言われる確率が高くなります。

道交法を遵守しているドライバーからすれば言われ無きクレームなのですが、クレームを受けて気分が良いことなど一つもありません。

 

昨晩のドライバーのように、捕まるのは自己責任だと思うのですが、この様なドライバーのお陰で、言われ無きクレームを受ける羽目になるドライバーがいることを少しは想像していただけるとありがたいと思ったりします。

 

なので…

私は言われ無きクレームを受けたくないから、青山通りを赤坂方向に進行中に表参道交差点では左折しない!と決めています。

この様な、変なマイルールが複数個所であって、お客さんの多寡ではなくクレーム回避と道交法違反の強要を避けるようにしているのです。

 

 

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はてなダイアリー終了の記事をブログも終了と勘違い(^_^;)、複数回にわたり発信しましたがまとめて訂正します<m(__)m>

先日のこと、

こんなツイートを流してしまったのですが、完全に私の勘違いでした(^^ゞ

 

はてな」では、ダイアリーサービスとブログサービスをそれぞれ提供していて、そのうちの「はてなダイアリー」が終了するという記事を、ブログも終了すると思い込んでしまい、その思い込みのまま発信してしまいました。

 

恥ずかしい限りです…

 

その一方で…

やっぱり使い難いところもあるので、引越しは真剣に考えています。

一応、シーサーブログにアカウントは作り、データの移管は終わらせました。

あとは、使い勝手の問題をしばらく試してみて問題なければ完全移行かなと思っています。

 

 

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「はてなダイアリー」2019年春にサービス終了 15年続く一時代を築いたブログサービス(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

はてなは8月30日、同社が提供するブログサービス「はてなダイアリー」を2019年春をめどに終了すると発表しました。

 同サービスは2003年から提供されているもので、シンプルな見た目やユーザー間の交流のしやすさなどから人気を博しました。2011年には実質的な後継サービスである「はてなブログ」のベータ版が提供され、2013年にはその正式版もリリースされました。

 はてなでは現在、はてなダイアリーユーザーのはてなブログや他社ブログサービスへのデータ移行を呼びかけています。はてなダイアリーからはてなブログへ移行する場合、簡単な操作で「記事およびコメント」「はてなブックマークはてなスター」「はてなダイアリーからはてなブログへのリダイレクト」が行えるとしています。なお、移行を行わなかった場合でも公開済みの投稿データは引き続き閲覧できる状態を維持する予定とのことです。

 同社サービス・システム開発本部長の大西康裕さんは公式ブログで、思い入れのあるサービスを終了し、はてなブログに統合するのは「苦渋の決断でした」としつつ、「2つのブログサービスを継続してメンテナンスするよりも、より新しいはてなブログに開発リソースを集中していく方が、ユーザーの皆さまの期待に沿えるのではないかとも考えました」と、はてなブログにサービスを一本化する意図をつづっています。

 なお、サービス終了に先立ち、「フィーチャーフォン向けのページおよび機能」「Twitter連携機能」といった一部機能の停止も検討しているとのこと。詳細は決まり次第、事前に告知される予定です。