カーナビとドライバー
最近では、Google Mapのナビゲーションシステムをお客さんが走行中に確認していて、ドライバーがいい加減な道路を走らないか監視している、こんな状況も増えました。
一方、ドライバーの方もカーナビを頼りに進行する機会が増えているように思います。
でも、これってどうなのでしょう?
私自身、お客さんがGoogle Mapで私の走行ルートを監視していても、Googleに示されたであろうルートを走行しないことはしばしばあります。
先日も、溜池付近から銀座コリドー街まで進行する際、お客さんの示したGoogle Mapは、何でこんなルートを選択するんだろう?というくらい、遠回りしたものでした。
その示されたルートで進行しない旨と、どのように進行するのかをお客さんに伝えて進行したのですが、そのあたりの地理に詳しくないドライバーなら、そのルートでの進行を選んでいたかもしれません。
先日も、入社2年くらいのドライバーと話をしていて、そのドライバーに「何故、カーナビに示されたルートを進行してはいけないのか」ということを納得してもらうのに苦労しました。
私たちの仕事は、カーナビに示されたルーを進行すれば良いのではなく、最短ルートで進行しなければならないはずです。
しかし、カーナビに示されたルートを進行すれば、お客さんの同意も得られやすいし、何もワザワザ進行ルートを短くして、売上を落とす必要無いと考えているドライバーは多いように思います。
さて、Uberですが、使用しているルートはカーナビに示されたもの。
そんなルートを使ったら、お客さんに怒られるなんてルートも自動であるがゆえに、示される可能性はとても大きいと考えられます。
それでもお客さんは良いのでしょうか?
タクシーが不足している地域だからこそ生まれたサービス。
だから現場でお客さんとルートのカスタマイズをするのではなく、素人でも対応できるようにカーナビに示されたルートを進行すれば良いという仕組みになっています。
カスタマイズに慣れたお客さんが、ワザワザ呼ぶ時間をかけてまで利用し、それが定着するとはとても思えないのです。
少し話が逸れました(笑)
カーナビは参考程に!
これは、カーナビがタクシーに導入されだしたころ、よく言われていた言葉です。
そして、この言葉の重さは、今でも変わってないと思います。
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