「トランクサービス」は文字通り「サービス」なのだから…
1Boxタイプのタクシーに乗務していると、トランクサービスの機会はセダンタイプに乗務していたときよりも格段に増えます。
だからと言って、チップを多くもらえるようになったかと問われたら、残念ながら答えはNOです。
まぁ、チップの有る無しを普段からあまり気にしていないので、それはどちらでも良いのですが、トランクサービスに関しては記しておきたいことがあります。
この国ではサービスに対しチップを払う習慣がありません。
だから、トランクサービスにスーツケースを積み込むお客さんも、積み込まないお客さんもタクシー代金には変わりがありません。
つまり、トランクサービスとは、文字通りドライバーによるサービスなのです。
誤解無きように記しますが、チップをくれ!とは思っていませんが、運転手のサービスであることはお客さんに知っておいて(自覚しておいて)欲しいと思う場面が良くあります。
それは特に、スーツケースを後部ドアのところに置き、何も告げずに乗り込んでゆくお客さんにめぐり合ったときに強く感じます。
こちらのサービスなのだから、「お願いします」や「ありがとう」の一言くらいあっても良いのではないかと…
それに、先に乗り込まれると、荷物を全て積み込んだのかどうかの確認をお客さんがしないことになり、トラブルになりやしないかと冷や冷やすることになります。
もちろん、そんな一言が有ろうが無かろうがスーツケースを積み込むことには変わりないですし、運転にそんな態度が出るほど素人でもないのですが、何か違うんじゃないか?と思いながら運転をしています。
先日も空港から、結構重たいスーツケース4つにダンボール箱を複数積み込んだお客さんから、何の一言も無く、荷物を降ろした後も、先に家の中に入ってしまい、別のことをしていたみたいで、しばらく出てこなく、荷物を降ろした後もしばらくその場で待つことになってしまったことがありました。
こんな時ほど違うんじゃないかと強く感じるのです。
チップはいりません!
せめて、お願いしますの一言と、自身の荷物が全て積み込まれた、降車時には全て降ろされたのか?の確認をして欲しいと思うのです。
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