タクシーの稼ぎ方 その3 休憩と付け待ちとの関係
前回、「タクシーの稼ぎ方 その2 休憩時間をどう管理をするのか?」では、法律で定められた3時間の休憩時間をどのようにコントロールするのか?そんな視点からエントリーを行いました。
今回は、もう一歩進めて休憩と付け待ちに絞って考えたいと思います。
休憩時間のコントロールを考えたとき、付け待ちは「休憩時間」でもあり、次のお客さんを早く乗せるための「手段」でもあると考えられます。
こちらのエントリーでも記したとおり、時間あたりの乗務回数を増やすことが「稼ぐ」ための第一歩となります。参考:「タクシーの稼ぎ方 その1 時間あたりの回数管理は大切です」
回数を増やしつつ、休憩時間を確保するためには、比較的回転の良い付け待ちポイントを多数知っていることが大切になってきます。
その付け待ちポイントは、タクシー乗り場の場合も有りますが、ほとんどの場合は交差点周辺の「自主的な」タクシー乗り場となってきます。
そのポイントで、何分なら待てる、何分以上なら動くと決め、乗せられなくても休憩消化が出来たので由とするような割り切りも大切となってきます。
このポイントは、街中を流していれば自然と目に入ってきますので、それらをこまめにつぶしていくことが必要となるでしょう。
大通りにぶつかる路地の出口付近は、空車タクシーが待っているのを多数見かけると思います。
また、深夜まで営業している焼肉店前、カラオケ店前などもそのポイントとなっているようです。
しかし、幾度か記しているように、この行為は駐車違反です。
特に路地の出口は駐停車禁止エリアなのは言うまでもありません。
それらのポイントを上手く使いながら、休憩時間を消化し、時間当たりの回数を稼ぐ。
概念的にはタクシーの稼ぎ方はこんな感じになるのでしょう。
ところで、そもそも、付け待ち時間は労働時間なのでしょうか?休憩時間なのでしょうか?
これについては、厚生労働省の見解では、付け待ちは労働時間と解釈すべきという指針が出ていますので、疑う余地無く労働時間なのです。
つまり、稼ぐ為には休憩を削る。でも3時間の休憩のためにタイヤは止める。
そして、その場所は道交法違反である場合がほとんど…
これが、実態のように思います。
本日の教訓は、付け待ちを休憩としてカウントするのは漫然と行われていますが、本当は休憩にはならないにしたいと思います。
私は…以前はやってたけど、体壊すからやめました(笑)
ただね …
細切れの休憩時間を休憩として厚労省が認めるのかどうかは不明です。
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