タバコの習慣、タクシーの習慣…
昨日の乗務で何組かのお客さんから、もっとタクシーが安ければ利用するのに…
そんな言葉をいただきました。
でも、それを聞いていた私は別のことを考えていたのです。
タクシー利用って習慣のようなものだから、利用するお客さんは利用するけど、利用しない人はまったく利用しない。
それは、たとえ運賃が下がったとしても、大きく変動するものではない。そんな風に思っているのです。
例えるなら、タバコ。
私は、タバコをやめて10年以上経ちますが、タバコって値上げのたびに「もうやめる」と言っている人は多いけど、実際に値上げがきっかけでやめる人のパーセンテージはさほど高くないんじゃないかと思っています。
つまり、これも習慣だから…
多少高くても、生活の中に取り込む工夫をしていくものではないでしょうか?
そして、タバコをやめる動機は値上げよりも、例えば健康面の理由だったり、まったく別の理由だったりしているように思うのです。
タクシーもたぶん似たようなもの。
運賃が下がれば、利用頻度が増える人はいると思いますが、習慣化していない人を取り込むのは大変なことだと思うのです。
たぶん、別の動機が必要…
初乗り410円にしても、変わらないものは変わらない…
そんな風に思えてならないのです…
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