唖然、二車線またいだ時に後方確認不足か? 青山三丁目交差点のタクシー歩道乗り上げ事故原因が徐々に明らかに…
12月6日に青山三丁目交差点で発生した、タクシーが歩道に乗り上げた事故、負傷された方々の一日も早い回復を祈念いたします。
ところで、一日経って事故原因も徐々に明らかになってきました。
そして、その原因は唖然とするものばかりです。
事故の見取り図は、報知新聞の記事に詳しいのでリンクしておきます。事故の様子
それによれば、千駄ヶ谷方向から青山三丁目方向に外苑西通り(片側三車線)を進行していたタクシーは、交差点の約80メートル手前でお客さんを降ろし、二車線またいで右折レーンに進入しようとしたところ、右折レーンを直進してきた車がタクシーに衝突、そのはずみで歩道に乗り上げ、道路標識に激突して停車したというものでした。
唖然としてのは、二車線またごうとしたこと、そして後方確認を怠っていたことなのですが、普段から降車後に出発する際に後方確認の癖が無かったのでしょう。
さらに、二車線またぐのも日常的に行っていたのでしょう。
タクシードライバーの感覚として、外苑西通りを千駄ヶ谷方向から青山三丁目交差点に進行した場合、青山通りを渋谷方向に右折する方がお客さんが多いと感じているのではないでしょうか?
実際、この交差点は右折する空車が多い交差点でもあります。
たぶん…
青山通りを右に行きたい、行けそうだ、急いで行こう…
こんな思考が一瞬に頭をめぐり、後方から来ていた車に気付かずに惨事を起こしたのでしょう。
それらを前提としても、二車線またぐのはあり得ませんし、出発の際に右後方確認を怠るのもありえませんが、このような運転をしている車によってヒヤリとする場面はとても多いのが現実です。
普段、いくら注意をして運転をしていたとしても、一瞬の気の緩みによってこのような惨事になってしまうのが運転です。
だから私たちは、防げる事故を防ぐために、あり得ない行動はしないことが大切なのです。
私の感覚からすれば、出発直後に二車線またぐのはありえませんし、それを普段からしなければ、
少なくともこの惨事は防げていたことでしょう。
少し偉そうに記しましたが、私自身も実車中にあり得ない事故をやってしまったことがあります。
その自分への戒めを含めたエントリーとしました。
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