1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

事故が美談になる不思議…

ノンスタイル井上裕介氏の当て逃げ事故ですが、詳細が明らかになってきました。

どうやら、右折レーンにいた井上氏の運転する車が、そのまま直進し左側(つまり直進レーン)にいたタクシーの前に入ろうとした際に接触が発生したらしいです。

当初から「当て逃げ」と表現されている通り、タクシードライバーの怪我の程度は軽いのでしょうが、交差点内の強引な車線変更ですから、井上氏に非が100%あるのは疑いようの無いところです。

 

井上氏を擁護するブログにタクシーも悪いのではないか?と疑われるものも散見されますが、例えタクシーの発進が多少強引であったとしても、交差点内の車線変更による事故ですので、100%井上氏に過失責任があるのは疑いようもありません。

そんな、タクシードライバー諸悪説に取り付かれたブログを読むと、もう少し道交法のお勉強をしてから出直してきなさい!と本気で思いますし、タクシーが悪いと取り付かれている君のおつむの方がヤバいよと心配さえしてしまいます。

 

さて、井上氏が相手に謝罪した際に、相手に気遣われて涙を流した…という美談風のニュースが記事になっていますが、タクシー会社にしてもタクシードライバーにしても、示談金さえ弾んでもらえれば、相手と争う意味は無く、その意味でも当然のように相場以上の慰謝料を渡していることでしょうから、相手も井上氏のことを気遣うのは当然といえば当然で…

つまり、美談風になるのは必然だと思ってニュースを読み解く必要がありそうです。

 

余談ですが、このニュースを読んだときに、前園氏の暴行事件も美談として報じられたことを思い出しました。

このときは、事件当日の朝一番に事務所の社長が謝罪にタクシー会社を訪問したと記憶しているのですが、その時間まで被害者のドライバーは待っていたor呼び出された、と思うと示談金を積まれても、

可哀相だよなぁと思った記憶があります…

 

いずれにしても、井上氏が誤って右折レーンに入った可能性は低く、タクシーを追い越そうとして右折レーンに入ったのは間違えないでしょう。

もし、誤って入ったのであれば、左側にいる車の前に強引に入ろうとは思わないでしょう。

 

つまり、この事故の肝は「逃げた」ところではなく、日常的に強引な運転をしている井上氏の問題であって、その結果としての事故があり、「逃げた」事実があると思えるのです。

もちろん、逃げたことは最悪ですが、逃げる以前の問題行動のほうが根が深いと私は思っています。

「逃げた」に焦点が当たっていますが、そこばかりにフォーカスすると、事故の本質を見失うように思えてなりません。

 

ところで、警察がこの事故をどの程度と捉えているのか?は、井上氏が免許取り消し処分となるかどうかが境目で、その年数を含めたところで判断できると思っています。

もしかしたら…被害者の減刑嘆願書も取り付けているでしょうから、免許取り消しまではいかないかも?

そんな予想すらしています。

 

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