1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

事前運賃確定も相乗りも、「迎車」が前提のサービス。つまり日本交通のための実証実験ですね

タクシーの相乗りサービスと運賃の事前確定サービスの実証実験が来年度に始まるそうです。

このサービスの肝は、いずれもスマートフォンのアプリ配車に対応したサービスであるということ。

つまり、タクシーを呼ぶわけだから「迎車料金」が発生するサービスです。

 

そして、このサービスに前のめりなのは、日本交通の川鍋会長。

日本交通系列のジャパンタクシー配信するアプリを使って(使わせて)この実験をしようというのですから、川鍋会長の我田引水ぶりもなかなかのものです。

 

ところで、このサービスですが…

迎車料金を徴収してまでお客さんにメリットがあるものなのかどうか、疑問なところです。

迎車料金を徴収してもお客さんにとってメリットがあるなら、タクシー運賃のディスカウントでしかないし、迎車料金を徴収したらお客さんのメリットが無いようなら、半ば詐欺商法にも見えるし…

 

いずれにしても、川鍋会長のやりたいようにやる(笑)、そんな実証実験に国土交通省がお墨付きを与えている現状が不気味でなりません…

 

そんな仕組みを次から次へと打ち出すよりも、強引な割り込みだとか、違法な駐車待機だとか、そういう運転を止めさせて、そっちの方でリーディングカンパニーらしさを発揮して欲しいと思うのですが、無理な注文でしょうかね…

 

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タクシー相乗り、来年度に実証実験=出発地で運賃確定も―国交省 Yahoo Japanニュース

国土交通省は9日、規制改革推進会議の会合で、目的地が同方面の客がタクシーに相乗りすることや、出発地で運賃を確定させることが可能かどうかを調べるため、2017年度に営業車両を使った実証実験を行う方針を明らかにした。

 
 相乗りや出発地での運賃確定は、タクシー業界側が要望。相乗りが認められれば、乗客1人当たりの負担金額軽減や、待ち時間短縮などのメリットが期待できる。

 現在、タクシー運賃は車輪の回転数などを基にメーターで計算されている。規制緩和により、全地球測位システムGPS)を活用して出発前に運賃を明示できれば、乗客の安心感が増し、利用増加につながるとの意見がある。