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ドライブレコーダーは必須の業界、「2年前のタクシー運転手死亡 傷害致死容疑で39歳男を逮捕」の記事を読む

2年前に東京都葛飾区細田で発生した、個人タクシーの運転手三橋喜久夫さんがタクシーの脇で亡っていた事件で、警視庁は高橋宏史容疑者を逮捕しました。

この事件、つり銭などの被害が無かったそうですが、顔や後頭部に殴られたような跡があり、それがきっかけとなって心臓病が悪化して亡くなったと警視庁ではみているようです。

 

2年前のタクシー運転手死亡 傷害致死容疑で39歳男を逮捕 Yahooニュース 産経新聞

 

高橋宏史容疑者は犯行を「覚えていない」と否認しているそうで、今後の捜査や裁判の行方が注目されます。

 

事件発生から逮捕まで2年もかかってしまったのは、物的な証拠が乏しかったからでしょうか?

推測ですが、三橋さんの運転していた個人タクシーにはドライブレコーダーが設置されていなくて、当時の車内の状況が分からず時間がかかってしまったものと思われます。

そう考えると、私たちの業界はドライブレコーダーが必須アイテムということが良く分かります。

 

高橋宏史容疑者が覚えていないと言っている以上、この先何があったのか?が明らかになるのは難しいのかもしれません。

その意味でも、ドライブレコーダーの記録があればと思います。

 

ところで、ドライブレコーダーが設置された当時、私たちは監視されるという意識が強かったのを覚えています。

想像してみて下さい、お客さんを乗せている時間以外にもドライブレコーダーは常に作動していて、例えば大声で歌ったり(笑)、バカヤロー!と叫んでみたり、仮眠している顔も食事中の顔も、すべて録画されているのです…

何かあったときに役立つのは理解できても、寝ぼけた顔を見られたくない(笑)という思いがありました。

 

でも、慣れとは恐ろしいもので、録画録音が日常だと、それを意識しなくなっている自分がいます。

これは、これで別の問題をはらんでいそうなのですが、そのことは機会があれば、その時に記します。

 

いずれにしても、ドライブレコーダーさえあれば、その時、そこで何があったのかが分かります。

そして、様々なお客さんを乗せている私たちの業界では、本当にドライブレコーダーの設置は必須なんだと改めて思いました。

 

文末ですが、亡くなられた三橋喜久夫さんのご冥福を、あらためて祈念致します。

 

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