1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

日の丸交通とZMP、自動運転タクシーの開発で合意、という記事を読み解きましょう…

日の丸交通とIT系ベンチャー企業ZMPが、自動運転タクシーの開発で合意したというニュースに接しました。

ZMPという会社も知らなかったし、何故メーカーではない会社との業務提携なのか?様々な疑問が湧いてきましたので少し調べてみました。

 

まず、ZAPは自動運転の仕組みを作る会社で、その仕組みを車に搭載することで自動運転ができるようになるらしいです。

そして、現在はトヨタエスティマに搭載する自動運転の仕組みを開発しているようです。

 

自動運転の技術は、各自動車メーカーをはじめ、例えばGoogleなどのIT系の企業まで、様々な会社が開発競争をしています。

そして、ハイヤー・タクシー協会とトヨタ自動車が、自動運転タクシーの開発の覚書を交わしているのは、協会の川鍋会長が様々な場面で語っているので有名なお話です。

その開発を待つのではなく自社主導で業務提携を行ったのはのには、少し焦りのようなものすら感じてしまうのは、斜めに読みすぎでしょうか?

 

下で紹介しているリンク先だけではなく、別の記事を読んでも、無人で自動で走るタクシーでは走れる範囲が限定されるので、無人タクシーと有人のタクシーを乗り継ぐイメージを持っている、とか無人タクシーは有人よりも安くなるので太刀打ちできないとか、日の丸交通サイドが自動運転タクシーに対して持つイメージに疑問を抱くような紹介されています。

企業として、先行投資を含め先を見据えるのはとても大切だと思うのですが、例えば自動運転のレベル4からレベル5に技術が進化するのにどのくらいのタイムスパンで考えているのか?

それまで、上記のような無人から有人への乗り継ぐことが続くと考えているのか?

そもそも、乗り継ぐという需要があると考えているのか?

など、やはり疑問は大きく残ったままです。

 

一方でZAP側は、年末にも上場申請を行うと見られている企業のようで、一度見送った上場申請に弾みがつくことは間違え無さそうに感じます。

 

無人走行タクシーの配車を含めた配車アプリ開発という側面もあるようですが、どうもしっくりこない合意に思えます。

 

日の丸交通とZMP、自動走行タクシーの配車を見据えた 配車アプリ開発で協業を開始 ZMPプレスリリース

 

ランキングサイトに参加しています。よろしければクリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ