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洗車の時間はサービス残業なのか?

営業所でもときどきこんな話をしている乗務員がいるのですが、洗車の時間はサービス残業なのか?という話題について考えてみたいと思っています。

 

まずは、この話の前提として、自身の会社の賃金体系がどうなっているのか?を考えないとなりません。

隔日勤務の場合で話をすると、私が最初に入った会社は、最大拘束時間21時間を働いたとみなして賃金体系が組まれていました。

そして、現在の会社は、実乗務時間+1時間のみなし勤務、という賃金体系の組み方をしています。

 

まず、最大拘束時間の21時間を働いたものとみなして賃金体系が組まれている場合、21時間内に洗車の時間を組み込んでしまえば、サービス残業発生ということは無くなります。

そもそも、最大拘束時間の21時間を目一杯使いきって仕事をする、ってことはそんなに多くない(私だけ?)なので、サービス残業という概念は生まれてこないんじゃないかと思います。

 

サービス残業になりそうなのは、実乗務時間+1時間のみなし勤務という現在の賃金体系の方が可能性は高いと思います。

でも、実乗務時間の中に洗車の時間を組み込んでしまえば良いわけで、本来の1時間のみなしの中で洗車も納金もという趣旨からは外れますが、サービス残業という事態は避けられます。

 

月間の標準乗務日数が、11日なのか、12日なのか?によっても残業時間は変わってきますが、11日乗務だと2時間くらい、12日乗務だと3時間弱は、残業時間として計算されています。

その時間内で目一杯働いて、さらに納金も洗車もしていると、確かにサービス残業になってしまう恐れはありますが、それなら残業時間の割り振りを、乗務から洗車などの業務に変えてしまえば良いだけのことだと思います。

 

この問題、実はサービス残業云々ではなくて、目一杯乗務しないと給与に響くから目一杯働きたい、そしてその後の洗車はサービス残業になってしまう、というサービス残業とは別の問題を抱えていると思っています。

自分の身体を守るのは自分しかいないので、残業時間をフルに働く、そしてその後に洗車もやるという考え方から、最大拘束時間内にすべてを終わらせる、という考え方に変えた方が細く長く続けるのには良いと思うのですが、いかがでしょう?

 

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