1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

六本木~大宮まで「1万円で行って」と言われても…

昨日の乗務中にあったことです。

まぁ、チキンな私は様々なデフォルメを施し、フィクション化して記しているので、厳密には「あったこと」ではないのですが(笑)

 

六本木通り六本木六丁目交差点の近くで手が挙がり、「高速で新都心西で降りて大宮」と言われたのです。

そして、メーターを入れようとしたら「1万円で行って」とタイトルの言葉が…

 

私、その場でブレーキそしてドアを開けて「メーター走行以外はお断りしています」と告げたのです。

その人、なおも食い下がり「1万1千円なら行ける?」とのたまいます。

「先ほども申し上げた通り、メーター走行以外お断りしています。大宮でしたら、このあたりからですと1万5千円前後はかかると思います」と同じことを繰り返します。

そしたら「ケチ、お前の車なんか乗りたくない」と捨て台詞で降りていきました。

 

こういうダンピング強要行為、最近また増えてきているようなのですが、私は、見ず知らずの人にいきなり「5千円くれ」というような非常識なものと捉えています。

もっと書けば、物乞いであれば「5千円ください」とお願いするところを、何様のつもりか知りませんが、お願いするでもなく「くれ!」と上から目線でものを言うのですから、物乞い以下の卑しい行為と捉えています。

 

まぁ、私も関西に住んでいたことがありますので、何処でも値引きを頼むという習慣があるのを知らないでもありません(笑)

だから、正確には一度ちゃんと説明しても、値引きを強要する行為を「物乞い以下の卑しい行為」と捉えるようにしています。

 

上記の私に「ケチ」と捨て台詞を吐いた人も、身なりは小奇麗でしたが、とても心の卑しい人なのでしょう。

 

何で初対面の見ず知らずの人に5千円を差し上げなければならないのでしょう?

タクシードライバーに上から目線で「何処何処までいくらで行って」という行為は、そのレベルの卑しいものなのです。

 

ちなみに、その人ですが私の後ろに控えていた別のタクシーに乗車していきました。

値引きを諦めたのか、そのタクシーが値引きに応じたのかは分かりませんが、もし後者であれば、そのドライバーの行為は自殺行為です。

タコが自分で自分の足を食べるようなもの、物乞い以下の卑しい人以下の卑しさですね…

 

そして、残念ながらそういうドライバーが多いのも事実のようです。

本日、私の後ろに控えていたのは、でんでん虫の行灯のタクシーでした… 

 

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