1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

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タクシードライバーの年収の最高額っていくらくらい?

このエントリーの着想は、他のタクシーブログから得ましたが、その着想を得たブログを批判するつもりはありません。

もし、その様に受け取られたとしたら、書き手の力不足によるものですので、先にお詫びしておきます。

 

タクシードライバーの年収の最高額ってどのあたりなのでしょうか?

今は市議会議員になった、あのカリスマさんは800万円と謳っていました。

当時、そのカリスマさんが勤めていた会社のドライバーが知り合いにいるのですが、やっぱり稼ぐドライバーだったそうです。

タクシードライバーの歩率って、大雑把に記せば、60%前後なので、800万円くらいが法人に所属するドライバーの限界点のような気もしています。

 

でも、それ以上の年収を上げているドライバーがいるとしたら…

これは、歩率60%という概念が異なる賃金体系でなければありえないと思います。

法的にはグレーゾーンなのですが、リース式のドライバーなら稼げば稼ぐほど支給額は上がるので、それ以上の稼ぎを上げることは可能でしょう。

また、片肺と呼ばれるローテーションであれば、その確度は高まります。

つまり、800万円以上のドライバーは、この組み合わせの可能高いのではないかと思います。

 

また、最高乗務距離や拘束時間を争う訴訟がいくつかありますが、それはこの様な片肺を前提としたローテーションなのではないかと推測しています。

 

これらは、脱法的な雇用体系のため、稼げるときは良いけれど、事故などの場合や稼げないときの保障が無くなる可能性が高いのが難点です。

つまり、労働法上の合法的なラインでは、あのカリスマさんのラインが限界ではないかと思うのです。

 

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追記、専門用語が続いたので、解説しておきます。

リース式、タクシー会社に一定の金額を納めた残りが本人の収入となる雇用体系のこと。

稼ぎが少ないと、社会保険料分でマイナスになる場合もある。また、有給休暇などの保障が得ずらく、導入している会社のほとんどが法律違反と指摘されている。

また、表立ってリース式を謳わなくても、累進歩合制度などにより実質的にリース式の契約となっている場合もある。

 

片肺、ナイトの乗務を基本としながら相番がいないローテーション形態のこと。

相番がいないので出勤時間ならびに帰庫時間が自由に設計できるのが利点。

ただし、国土交通省から是正勧告が出ているローテーション。