ワンメーターでのクレジットカード払いを嫌ったわけではないんだけど…
先ほどのエントリーに続いてお客さんのお話です。
少し前に、クレジットカード手数料がドライバー負担になるから、クレジットカードの支払いに嫌な顔をするドライバーがいる、なんてことが話題になりました。
拙ブログでも取り上げましたが、少なくとも東京23区内を走るタクシーに関しては、乗務員負担は減少傾向にあるのですが、クレジットカードで運賃運賃清算をすると、ドライバーが嫌がるんじゃないかと思っているお客さんが数多くいるのも、悲しい現実だったりします。
また、短距離でクレジットカード払いを伝えると、処理に時間がかかるため、嫌な顔をするドライバーが少なからず存在しているのも悲しい現実です。
その様なドライバーに当たってしまった場合、クレジットカードが利用できるからお客さんになってくれたのであって、じゃあ乗らない方が良かったのか?というところまで思慮が至らない浅はかなドライバーだと蔑んでいただくしか無いのですが…
新しい運賃になってからしばらく経ってからのこと、ワンメーター(410円)でクレジットカードでの支払いを申し込まれたお客さんがいました。
このときも、お客さんはクレジットカード払いだと嫌がるドライバーが多いのを経験しているのか、遠慮がちの申し込みだったのですが…
数回読み取りエラーの警告音が発せられ、お客さんも「時どき読まないことがあるんだよ」なんて言っていたのですが、落ち着いて読み取らせてみると残念ながらそのカードは利用できないというアナウンスが端末から流れてくる結果に…
念のためもう一度通してみますが、結果は同じ^^;
仕方ないので、別の支払い方法をお願いしたら、ここでも露骨に嫌な顔をされました…
ワンメーターだからクレジットカード払いを嫌っているんじゃないかとお客さんに思わせるには、十分だったようで、「さっきは使えたのにどういうことなんだよ」とか「機械がおかしいんじゃないか」とか…
それらの言葉は残念ながらスルーさせてもらって、ともかく別の方法でのお支払いをお願いします。
こんな時にワンメーターだからとお客さんをそのまま降ろしちゃうと、お客さんの側でクセになられても困るので、粘り強くお願いするしかありませんでした…
お客さん側に悪意があったかどうか?それは私には分かりません。
ただ、この後のお客さんでクレジットカード払いの処理は普通に行えたので、端末のエラーではなかったようです。
最近は、カード利用限度を越えているのでエラーとなるケースは減っているのですが、今回はたまたまそのケースに当たったようです。
そして、お客さんもたぶん利用限度を越えていることを知らなかったのではないかと…
こちらがクレジットカードでの支払いを嫌ったわけでは無いのでこのケースはまるで私が嫌がったように捉えられても仕方ないなぁ…
などと思ったりしていました。
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