鵜と鵜匠、もちろん鵜飼の話ではありません… - １BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

タクシードライバーの稼ぎ方の１つに、人買いやコンサルがある、なんてお話は何回かしてきました。

タクシーブログを綴っている人にも、ドライバーとして稼ぐよりも人買いとして稼ぐ（本人は否定していても）ことを目的としているんだろうなぁ…と思われるものも複数あります。

いわゆるタクシーブログの黎明期から、様々なブログを記しては捨ててきた身からすると、隔世の感がありますね（笑）。

もちろん、鵜が鵜匠を目指したり、勝手に鵜匠を名乗ったりすることを否定はしません。

ただ、この業界、鵜は求められてはいますが、鵜から鵜匠になれる確率はとてつもなく低い業界だから、無理をしたり、無理を強いたり、ハリボテを大きく見せたりと、様々な落とし穴があるから注意が必要です。

私がタクシー業界に入ろうかどうか悩んでいた時代、私も数多くのタクシーブログを参考にしました。

その頃は人買いがメインのブログは無かったと記憶しているので、いくつかのブログを参考にしながら、業界の雰囲気や売上、仕事のことなど、色んな情報をそれらから得ていました。

その意味では、牧歌的な時代だったのかもしれません。

今は、ブラック会社の人買いブログが幅を利かせているから、読者の皆さんにとって、情報の取捨選択がより求められる時代なのでしょう。

私は、長年カリスマでい続けるドライバーを数人しか知りません。

そして、あのカリスマさんをはじめ、幅を利かせているブログは、タクシードライバー暦はとても短いものばかり。それは現実です。

１年或いは３年くらいなら、稼ぐ方法はあるのかもしれません。

でも、そこでムリしてタクシーすらできなくなった人たちを私は沢山知っています。

無責任な鵜匠の言葉に、また鵜を脱したくて鵜匠になりたがっている人の言葉に騙されないで欲しいと願うばかりです。

ある年代以上の人にとって、タクシー会社に転職するってことは、あとが無い状況なんだと思います。

少なくとも私はそうでした…

あとが無い人にとって、求められるのは太く短く稼ぐことではなく、細く長く稼ぐことだと私は思っています。

そんな状況の同輩が、人買いに騙されることがない様、願うのみです。

私も鵜だから、鵜を応援します。

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