1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

羽田空港国際線ターミナル、タクシープールの最近の事情とJPN TAXI

羽田空港国際線ターミナルのタクシープールは、下図のようになっています。

1列目が神奈川のタクシー車両レーン

2列目~6列目までが、所定の英語研修を終了している「おもてなしレーン」

7列目~9列目までが、UDタクシー・ワゴンタクシー専用レーン

つまり、東京の車両は総計で8×15の120台がタクシープールに並べることになります。

 

例えば1Boxタイプの車両に乗務していて、英語研修も終えている私はワゴンレーンでもおもてなしレーンでも列の短い方に並べます。

ただ、通常はワゴンレーンの方が列がタクシーの絶対数が少ないので列が短いことが多く、羽田空港国際線のタクシープールと東京駅八重洲口のタクシープールだけは優遇されているのです。

 

ブログでも触れていますが、街中を流していても、お客さんから乗車を拒否されることが多い1Boxのドライバーとしては、このように優遇されている場所は流れが良い時間帯はできる限り利用したいと考えるのは、お仕事を組み立てていく上で自然なことだと思うのです。

 

また、近い将来、この秋に登場したJPN TAXI(UD・ワゴンタクシー扱い)がセダンタイプのタクシーに代替わりしていくようになると、羽田空港国際線ターミナルの乗り場も、セダンタイプのタクシーでは並べなくなる日が来ると言われています。

 

その意味で、現在は過渡期なのですが、JPN TAXIが街中に増え、個人タクシーも羽田空港で仕事をしたいドライバーはワゴンタイプに昨年辺りから切り替えが進み、絶対数が少ないことで保たれていた優位性が失われつつあるのが現状です。

 

極端な例を出せば、おもてなしレーンは満車だけど、ワゴンレーンは3列くらいしかタクシーがいないなんてことも珍しくなかったのですが、ここ数週間で状況は激変していると感じます。

 

昨晩もそうでしたが、私自身もワゴンレーンではなくおもてなしレーンに並んだり、ワゴンレーンの最後尾とおもてなしレーンの最後尾が一列くらいしか違わなかったりと、優遇とは程遠い状況になってきています。

 

JPN TAXIが登場したときから、予想していたことではあったのですが、あまりにも早い展開に少し戸惑っていますし、列が長いことで必然的に待ち時間も長間なり、死活問題に直結する悪循環のループに陥りそうな恐怖心を抱いています。

 

JPN TAXIも増えたので、ワゴンレーンの増設をしてもらうのが当面の解決策なのでしょうが、その兆しが見えていないので、さらに焦りは募る一方なのです…

ホント、困ったものです…

 

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