1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

【4/30の乗務日誌】 運転技術が試されたような一日…

2017/4/30(日)の乗務日誌

売り上げ  ◎◎◎◎◎○

営業回数        19回

最高売上  六本木~八潮市 12,000円くらい 経由アリ

逆乗車拒否 3回

 

GWは道路が空いていても走り難いです。

道を知らない県外ドライバーやこの時期にしか運転しない素人や…

それら危ない車から身を守るのも、私たちの大切なお仕事です。

売り上げも大切なのですが、特にこの時期は事故には気をつけないと…

 

そんなことを考えていたら、この日は運転を試されるような細い道や、商店街でのバックなど、神経を使うお仕事が続きました。

細い道に入るとき、先に駐車場があるのかどうかの確認をします。

駐車場があれば、抜けられる。無ければダメ1つの判断材料にしています。

それでも、この日は厳しい場面が多かった(笑)

 

まずは、経堂駅の近く。

すずらん通り商店街歩行者天国の時間帯なのですが、そのすずらん通り商店街に向かって細い路地を進行した先が目的地(・・;)

当然、帰りはバックだし、商店街に向かう道だから歩行者も自転車も多いし…

相当時間をかけて無事に出てきました(笑)

 

次は豪徳寺の周辺。

「この先自動車通り抜けできません」の看板をお客さんは「直進の指示」

まぁ進入禁止ではないけど、右左折がとても厳しかったです…

 

そして、目黒区某所。

左折した先に目的地があったのですが、左後方に鉄柱。右前方に電柱とどちらもこすった跡がたくさんある柱の間を曲がっていかなければなりませんでした。

最後はダメかと思いましたが、セーフでした。

 

さらに渋谷区某所。

狭い路地に左折ではいるのですが、その左角におばさん…

仕方なく大きく回りこむと、右前に電柱…

これも危なかった…

 

不思議とこの仕事、こういったことが続くんですよね。

狭い道にまったく入らない日もあるし…

 

さて、お仕事はスローペースながらも、1つになって羽田に行って羽田から新宿に戻ってきて、0時に19kは仕方の無いところでしょうか…

その後、本日の最高売り上げのお客さんを含め、お客さんが途切れずに続いてくれて、5時に43kと挽回。

朝の羽田行きの予約をこなして、朝7時だというのに国際線のタクシープールの待機車両の多さにメゲて都心に戻り、57kまででタイムアップ…

 

無事に今日一日を乗り切れたことに感謝です。

 

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外国人旅行者とのトラブル…

訪日外国人が増えたからでしょうか?外国人がタクシーを利用した際のトラブルが増えているように感じます。

私も英語力を問われると、日常レベルが限界でトラブル対応までのスキルは残念ながら持っていません(・・;)

 

最近耳にしたトラブルは、深夜割増料金の仕組みを知らずに、行きと帰りでタクシー料金が異なることへの不満とか。

ホテルでタクシーを呼んだときに、迎車料金がかかったり、出発まで待たせてしまうと予約車扱いになって時間料金が加算されてしまうとか。

タクシーの仕組みに関することが多いように感じます。

 

だとすれば「How to」モノのマニュアルを作って、訪日外国人のお客さんに渡すとか、車内に常備して見せるとか、それでもダメなら外国語対応のコールセンターを作るとか、様々な手段が考えられそうですよね…

 

こんなところにも力を入れて欲しいと思うのですが…

 

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【4/27の乗務日誌】 連休前だから少しは頑張らないと…

2017/4/27(木)の乗務日誌

売り上げ  ◎◎◎◎◎◎○

営業回数        13回

最高売上  渋谷~藤沢 18,000円くらい 経由アリ

逆乗車拒否 9回

 

29日から始まるGWは、タクシードライバーにとっては地獄の週間(笑)。

お客さんの数がグッと減り、付け待ちの場所も流れが極端に悪くなり…

だから、殺気立って走っている空車も多く、また東京が素人の一般ドライバーも多く、とても走り難い時期。

この時期は、「できない」のが当たり前だと思って、普段より目標を下げておかないと、こちらも殺気立ったドライバーの仲間入りをしてしまうので(笑)注意が必要です。

 

だから、連休前にある程度売り上げを作っておきたい…

特に4月の後半は低調なので、何とかしたいなぁ…

など、様々な思いを胸に出庫しました。

 

思いはあっても、相変わらずの低調さ(涙)

羽田空港発を上手く組み入れたいと願っていたのですが、そんな隙すら与えてくれず、14kにて0時です(^^ゞ

 

一発を狙って銀座に繰り出しましたが、列の途中で手が挙がり荏原。

待ち時間が短くなってラッキーでした(^_^)

そして再び中に戻って、1回仕事をこなしたら本日最高売り上げのお客さんに巡り会えて…

とても助かりました(^_^)

 

帰りは、翌朝の羽田行きの予約に備えて少し早い仮眠タイム…

早朝に羽田に行き、帰りの羽田発の予約もあったので往復仕事で売り上げも持ち上がりました。

 

連休前の金曜日の朝、道路も混んでいたし、早々に帰ろうかな?と思っていたら、お仕事が続いて込みの6つ。

できれば税抜きの6つにしたいと思って、某ホテルに付けたら4000円くらいのお客さんに巡り会えて、65kとなったところでタイムアップでした…

 

ご同業の皆様、何とか無事にGWを乗り切りましょう…

 

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「料金の踏み倒し」以外にドライバーを殴る理由はあるのか?

タクシー強盗のニュースを取り上げます。

タクシー運転手殴り、1万4800円を踏み倒す 容疑で25歳男逮捕 産経ニュース

 タクシー運転手を殴り運賃を踏み倒したとして、埼玉県警越谷署は26日、強盗致傷の疑いで、同県越谷市南越谷の会社員、外川大輝容疑者(25)を現行犯逮捕した。「暴力を振るったと思うが、支払いを免れるつもりはなかった」と容疑を一部否認している。

 逮捕容疑は同日午後10時25分ごろ、同市南越谷付近で停車中のタクシー車内で、男性運転手(32)の顔を殴るなどして顔にけがを負わせ、乗車料金1万4800円の支払いを免れようとしたとしている。

 同署によると、殴られた男性が外川容疑者を取り押さえ、通行人に頼んで110番通報した。

運転手を殴る理由に「支払いを免れるつもり」以外の理由があるなら、外川容疑者に聞いてみたい気もします(笑)

それと、殴られた運転手が外川容疑者を取り押さえ、通行人に頼んで110番通報してもらったそうなので、外川容疑者は相当泥酔していたのか?それとも運転手が強かったのか?…

 

いずれにしても、タクシー強盗は逮捕までの時間が短い犯罪だと思いますが、この外川容疑者は少し抜けていますね(笑)

 

料金の14800円だと、都内からかな?

いずれにしても、運転手は事件の後もしばらく仕事にならなかったでしょうし、暴力も受けているし、とても災難だったと思います。

 

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2020年に自動運転のタクシー導入も良いけれど…

日本交通の川鍋会長のインタビュー記事が掲載されていました。

「タクシー王子」日本交通 川鍋会長が描くグローバル競争を勝ち抜く術 ヒト×テクノロジー研究所

求人関連企業のインタビューのようなのですが、このインタビューで川鍋会長はどの立場で発言をしているのか?少し気になりました。

例えば…

川鍋:ちょっと宣伝になっちゃいますけど、新サービスをどんどんリリースしていきます。先日都内で導入された「初乗り410円」に加えて「事前確定運賃」というサービスをテストしていきます。
 
さらに「タクシー相乗りサービス」といった斬新なサービスも検討しており、業界に新しい風を吹き込みたいと考えています。
 
なにしろ、タクシー業界最高のエンジニアが集まる会社で開発を進めており、イノベーション震源地を目指しています。自動運転車自体は自動車メーカーが開発するものなので、それをいかにサービスと融合させるかがわれわれのミッションです。

 「初乗り410円」は日本交通の川鍋さんが主導したものですが、導入したのは都内のタクシー各社。

そして、これから実証実験が行われる「タクシー相乗りサービス」も「事前確定運賃」も、日本交通が主導してはいるけど、導入するのは各社。

そして、これらは日本交通が一社で声を大にして導入したいと言っても、自社だけではどうしようもないモノたちばかり…

東京都のハイヤータクシー協会の会長を務めている川鍋さんなら、そのあたりは理解されていると思うのですが…

 

それとも、自社の経営方針に他社を巻き込むのは当然といった、大手の驕りのようなものがあるのでしょうか?

少なくとも、立場を考えたら「日本交通の会長」という立場で、様々なサービスを導入しますとは言えないはずなのですけど…

 

それよりも、気になったのはこっち…

川鍋:近未来ということで、「東京オリンピック」の話をしましょう。羽田空港でパラリンピアンを車椅子のまま自動運転車にお乗せするのです。車内にアテンダントは乗車しますが、運転をする人はいない。そして、選手会場となる豊洲までおもてなしする…このイメージです。
 
必ずや、実現させてみせます!

 この話は、川鍋会長は様々な場で話しをされているので目新しいものでは無いのですが、前のめりに自動運転の話をするだけでなく、自動運転の車とドライバーが運転する車の共存を是非提案して欲しいと思っています。

 

拙ブログでも良く触れていますが、自動運転の車は当然道交法厳守で運転されるでしょう。

道交法を厳守して運転している車の後方から、桜ブランドのタクシーが煽ったり、急な割り込みをしたりといった無様な場面は見たくないと思っています。

 

残念ながら、都内のタクシー運転のマナーは芳しいものではありません。

その責任の一端は、日本交通をはじめとする大手各社にあるのは間違えの無いところ。

そして、ドライバー側には稼がないとならないといった命題のようなものがあるからなおさらです。

そして、それらの課題を根本的に解決しようと思ったら、あと3年の中で取り組みを開始しなければ間に合わないところまで来ているのでしょう。

 

自動運転の車とドライバーが運転する車の共存。

タクシー会社の使命ってその辺りにあるように感じるのですが、どうなのでしょう?

 

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