1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

「東京の再開発でタクシー運転手が大混乱」って書かれても、ポイントがズレていては説得力ありません

東京の再開発でタクシー運転手が大混乱しているという記事がありました。

でも、記事中で挙げられている例は実際に混乱している例でも何でもありません。

混乱している場面の例を挙げるなら、

 

例えば東京駅の丸の内側…

一時は行くだびに取り付け道路が変わっていてどう進行すれば目的地に着くのか分からない時期がありました。

 

例えば新規開業の巨大商業施設やビル

目的地は分かっていても、車寄せが何処にあるのか、そもそも車寄せがあるのかどうか、分からないことが多々あります。

また、車寄せへの案内板が見にくかったり、夜は明かりが無く不明だったりすることが良くあり、戸惑うことが良くあります。

 

この記事を読む前に想定したのは、こんな内容。

でも、挙げられているのがバスタ開業で新宿駅南口の横断歩道付近で下ろせなくなったとか、道路が変わって一方通行を逆送しただとか、事前にお客さんと話をしたり、標識をちゃんと見ていれば済む話だけ…

新宿南口に関しては、代替降車地を事前に提案して、料金が上がるバスタと代替地をお客さんに選んでもらえば済むだけのこと。

それによって、バスタで降車する場面がほとんどなくなりました。

甲州街道西からなら西新宿一丁目の交差点手前や新宿西口、東からなら東南口で降りるお客さんがほとんどです。

 

ちゃんと標識や案内板をドライバー側に見る癖が無いのか、記事そのものが適当に作ったのか、バスタの評判が良くないから便乗したのか、いずれにしてもヒドイ記事だと思います。

 

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東京の再開発でタクシー運転手が大混乱!? いったいなぜ?

日刊SPA 2016.11.18 雑学

 オリンピックに向けて各地で再開発が進む東京。見慣れた光景が一変、昨年から今年にかけて生まれた「ネオ東京物件」で迷惑を被っているのはタクシードライバーだ。

再開発で大混乱!? タクシー運転手の本音に迫る

 首都圏の再開発では慢性化した渋滞緩和も期待されている。しかし、これに困っているのがタクシーの運転手たちだ。いったいなぜ?

新宿駅南口の甲州街道は、客待ちの場所だったのに『バスタ新宿』とかいう施設にタクシープールが移動になった。ちょっと駅から遠いから随分客が減っちゃいましたよ……」と話すのは、ベテランの運転手だ。この「バスタ新宿」に対しては、かなりの苦言が寄せられた。

「駅前で乗降車禁止になったから、施設内で降ろさなきゃならない。走行距離が延びて、料金が上がるぶん、客からは文句言われるんだよね。でもルールだから」

 ほかにも再開発工事でナビ通りに行けず、「急な一方通行で切符を切られた」なんて意見も。

「最近は五輪に向けて都内で防災訓練も多い。あちこちで交通規制もするから、毎日怯えながら運転しているよ(苦笑)」

 あと4年は混乱が続きそうだ。

― [ネオ東京]知ったかぶり検定 ―