1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

SPA!の掲載した「ド底辺タクシー”が暴走中!?…」について

またひどい記事が掲載されました。

“ド底辺タクシー”が暴走中!? デフレ化で懸念される「悪質ドライバー」の増加 

日刊SPA! 2016.09.11 ニュース

 

ほんの少しの真実を、さも全体がそうであるかのように膨らませた、張りぼての記事なのですが、少しだけ批評しておこうと思います。

 

「そもそもタクシードライバーなんて“はぐれ者”が多いから、これ以上悪くなることなんてない(苦笑)。前科者だって珍しくないしね。嘘かまことか暴力団フロント企業だって噂されている会社もある」

前科者や刺青を背負ったり、指が無いドライバーがいることは否定できません。

ただ、この10数年で随分と改善はされたようです。

ただ、前科者だからダメとかその人の背景で業界を判断するのは、誤りのように感じます。

例えは悪いですが、ホリエモンは前科者ですが、彼を前科者として扱うようなことは無いと思います。それと同レベルの話のように感じます。

 

「新米時代、先輩から教わったのが『Xとだけは揉めるな』ってこと。タクシー同士で事故でも起こしたら、荒っぽい連中が出てきて厄介だぞ、と。

事故を起こしてはいけない会社があるのは確かです。

でも、それはドライバー目線ではなく会社同士の話し合いの場面での話。

その意味では、私はここで言われている「X社」の想像はしていますが、揉め事を起こして囲まれるようなことは無いですね。

 

「今でも銀座、新橋あたりで待機してる個タクは、身なりの悪い客だと平気で『回送』にして乗車拒否するよ。あと都庁など役所の近辺の連中は職員以外の客にはあからさまに嫌みを言ったりする。役所の寮や社宅が郊外にあることが多く、そういうロングの常連客目当てだから3000円くらいの距離なら乗せたくないんだ」

この部分は、事実のようです。

 

「以前、免停になったんだけど、乗らなきゃメシが食えないから、こっそり営業したんだ。で、まんまと白バイにスピード違反が見つかってアウト。頭が真っ白になって、とっさに売り上げのありったけの札を掴んで『あんたも人の子だからわかるだろ!』って握らせたよ。そしたら、そのおまわりがジッと俺を見てね、ゆっくり頷いて行っちゃった」

 法人でも、免許停止期間中に出庫前の免許証提示をすり抜け、問題になった例はいくつか知っています。しかしながら、その方法は会社側でも防ぎようの無い手段であるため、具体的な「やり方」をここに記すのはご容赦ください。

そして、その方法が発覚するのは、取締りを受けた時。

しかし、その取締りを上記のように見逃すかどうかは、「作り」のにおいを感じます。

 

ほかにも「停車したと思ったら、注射器を取り出して『姉さんもやる?』と虚ろな目で言われ、命からがら逃げた」(30代・ホステス談)など、タクシードライバーの暴走話は枚挙にいとまがない。

さすがにこれは作りでしょう。

この業界、薬に関してはかなり厳しいと思います。

 

タクシー業界のことを、面白おかしくたいした取材もせずに記事にするのは簡単です(この記事がどの程度取材をしているのかどうかは知りませんが…)、しかし悪意に面白おかしく書いたとしても、誰も得をしないと思うのですが…

 

 

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“ド底辺タクシー”が暴走中!? デフレ化で懸念される「悪質ドライバー」の増加 

日刊SPA! 2016.09.11 ニュース 

 個人から法人まで無数の業者が参入して、サービスのブレが激しいタクシー業界。うっかり乗ってしまったが最後のド底辺は、乗客の想像を超えた魔窟と化していた!

デフレ化で懸念される「悪質ドライバー」の増加

 

 何かとトラブルの多いタクシー業界。先日、業界大手の日本交通が「初乗り410円」を国交省に申請し、ついに“ワンコイン以下”のデフレ競争に突入する見込みだ。利用者には嬉しい半面、「サービスの低下に拍車がかかるのでは……」と不安もあるが、あるベテランドライバーは自嘲気味にこう語る。

「そもそもタクシードライバーなんて“はぐれ者”が多いから、これ以上悪くなることなんてない(苦笑)。前科者だって珍しくないしね。嘘かまことか暴力団フロント企業だって噂されている会社もある」

 なかでも、悪名高いのが都内を拠点にするタクシー会社Xだ。

「新米時代、先輩から教わったのが『Xとだけは揉めるな』ってこと。タクシー同士で事故でも起こしたら、荒っぽい連中が出てきて厄介だぞ、と。ヤツらもこっちがビビってるのをいいことに、やりたい放題。ホテルマンと組んで、キックバックする代わりに長距離の客を回してもらうんだ。業界内では『またXか、やりすぎだろ!』って」(前出のベテランドライバー)

 「ロング」と呼ばれる1万円以上の長距離の客を巡っては、個人タクシーもタチが悪い。

「今でも銀座、新橋あたりで待機してる個タクは、身なりの悪い客だと平気で『回送』にして乗車拒否するよ。あと都庁など役所の近辺の連中は職員以外の客にはあからさまに嫌みを言ったりする。役所の寮や社宅が郊外にあることが多く、そういうロングの常連客目当てだから3000円くらいの距離なら乗せたくないんだ」(同)

 

免停中も営業し警察官に賄賂を……


 本来、個人タクシーの免許は、法人で10年間無事故無違反を継続しなければ取得できないハードルの高い資格。ゆえに優良ドライバーの証しと思いきや、50代の個人タクシードライバーのAさんは、驚くべき所業を告白する。

「以前、免停になったんだけど、乗らなきゃメシが食えないから、こっそり営業したんだ。で、まんまと白バイにスピード違反が見つかってアウト。頭が真っ白になって、とっさに売り上げのありったけの札を掴んで『あんたも人の子だからわかるだろ!』って握らせたよ。そしたら、そのおまわりがジッと俺を見てね、ゆっくり頷いて行っちゃった」

 客もまさかタクシーが免停中だとは思うまい。違法行為といえば、密室状態である車内でのレイプ未遂に立ち会ったのは愛知県内の40代のドライバー・Sさんだ。

「夜に派手な女が『夜景を見に展望台に行きたい』って乗ってきてさ。向こうは酔ってたし、道すがらスケベな話で盛り上がれば、こっちもその気になるじゃない。それで、目的地の展望台でそれとなく誘ったら『警察に訴えるよ!』って完全アウト。仕方なくUターンして麓のコンビニで休憩してたら、しばらくしてその女が服もボロボロでやってきて、『あんたが帰った後、別のタクシーに乗って帰ろうとしたら、その運転手にレイプされそうになった』って」

 ほかにも「停車したと思ったら、注射器を取り出して『姉さんもやる?』と虚ろな目で言われ、命からがら逃げた」(30代・ホステス談)など、タクシードライバーの暴走話は枚挙にいとまがない。

― ド底辺タクシー、本日も暴走中! ―