Uberに関する正反対の記事、つまる所「データは誰のもの」という議論に行き着きそうです。
Uberに関して、正反対の記事が掲載されていました。
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Yahoo ニュース 現代ビジネス
Yahoo ニュース ダイヤモンドオンライン
2つの記事は、同じ事象に関しての正反対からのアプローチになりますが、行き着くところでは「データ」は誰のものなのか?という根本的な議論に辿りつきそうです。
いわゆるビッグデータと呼ばれるデータの蓄積は、その蓄積の一端を担う企業が自社のデータと引き換えに、膨大なデータにアプローチする過程と読み解くことができそうです。
つまり、人の移動に関してタクシーを使い、鉄道を使い、バスを使い、何時に移動し、何時に留まり、何時に何を何処で購入したのか?という個人のライフスタイルが丸裸にされる過程です。
それは、個人のライフスタイルに合わせた様々な商品が紹介される反面、個人のリスク情報までもが丸裸にされ、それによって保険商品や金融商品などがストップしたり、就職や転職などに際しても、場合によっては個人が知らないリスク情報までもが情報を持つ側に筒抜けとなる恐れがありそうです。
そして、情報格差がそのまま経済的な格差に直結し、持てる者は持てない者の格差は拡大していくことになるのでしょう…
さて、ビッグデータに蓄積されている「私」の情報は誰のものなのか?
こういった議論がソロソロ必要なように思えてなりません。
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