1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

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アクセルとブレーキの踏み間違え?車の故障? 福岡で病院に個人タクシーが突っ込んだ事故について

福岡市博多区の病院に個人タクシーが突っ込み、複数の方が亡くなられ、また負傷しているニュースが飛び込んできました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷された方々の一日も早い回復を祈念いたします。

 

ところで、この事故ですが目撃者の話では加速して病院に突っ込んで行ったそうなので、ブレーキとアクセルの踏み間違えの可能性が高そうです。

一方、運転手はブレーキを踏んだが止まらなかったと証言しており、一部にですが車の故障を疑う声も出ています。

ところで、プリウスのシフトダウンってアクセルを踏みながらでも可能なのでしょうか?

いずれにしても、一日も早い真相が解明されて欲しいものです。

 

可能性が高いドライバーによる操作ミスであった場合、これを防ぐ手段は難しい問題だと思っています。

自動ブレーキなどの技術が進歩、普及すれば全体の数は減ってくるのでしょうが、その点だけに問題解決を委ねるのは時間がかかりすぎるように思います。

 

左脚でのブレーキ操作の徹底を提唱されている人もいましたが、私自身を含め、癖としていったん身についたものを矯正するのは、相当の時間と訓練が必要だと思いますし、その様な意識付けをどのタイミングでどのように行うのか?といった課題も残るように感じます。

 

また、高齢者が惹起者となっている事故の報道が相次いでいますが、統計的に考えて高齢者が惹起する事故が増えているのかどうかといった検証がなされないままに対応策を考えても効果が薄れてしまうように感じます。

高齢化社会の影の部分と切り捨ててしまえば、それまでなのかもしれませんが、それは問題解決には何の役にも立ちません。

 

この様な痛ましい事故が減少し無くなってゆく為には、様々なことを検証し考えなければならないと思います。

 

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病院にタクシー突っ込む=3人死亡、7人負傷―運転手「車止まらず」・福岡

時事通信 12/3(土) 19:30配信

 3日午後5時ごろ、福岡市博多区大博町の原三信病院に、個人タクシーが突っ込んだ。

 男女3人が死亡し、7人が負傷した。負傷者の1人は意識不明の重体。福岡県警博多署は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、タクシーを運転していた松岡龍生容疑者(64)=同市西区小戸=を現行犯逮捕した。

 同署によると、死亡したのは、いずれも同市博多区の職業不詳花田盛幸さん(44)と妻の美佐代さん(44)、職業不詳遠藤一行さん(53)。死因は脳挫傷や頭部外傷などだった。負傷した男女7人のうち、成人女性1人が意識不明の重体。

 タクシーは病院の東館1階のガラスを突き破り、室内の壁にぶつかって止まった。

 松岡容疑者は「ブレーキを踏んだが車が止まらなかった。ギアを変えてエンジンブレーキをかけようとしたが減速せず、病院に突っ込んでしまった」と供述している。同署は容疑を過失運転致死傷に切り替え、詳しい状況や原因を調べる。

 当時、タクシーに客は乗っていなかったとみられる。松岡容疑者に目立ったけがはない。

 近くに住む女性(78)は、スピードを上げて病院に向かって行くタクシーを目撃。「直後に大きな音がして、ラウンジに人が倒れていた。すぐに看護師さんらが駆け付け、医師が『他の病院に連絡しろ』と叫んでいた」と話した。

 女性は病院内の売店に寄った直後だったといい、「5分遅かったら自分が(被害に)遭っていたかも」と声を詰まらせた。