「やったもん勝ち」は嫌い! ブログを綴りはじめたきっかけを最初に書いてあるかと思ったのですが、書いてなかった…
昨日エントリーした『自分さえ良ければ良い、と考えるドライバーになるかどうか…』ですが、当然これをエントリーしようと思ったきっかけのできごとはありました。
しかしながら、その出来事を客観的に、なおかつ外に向かってエントリーするには、もう少し推敲が必要だと思い、記事中で挙げた例は少し極端なものになってしまいました。
こんな極端な例でなくても、私たちの仕事は、交通法規を犯したり、マナー違反の運転をしたりとなっていることが多く、その事実に対してどう向き合うのか?ということは常に考えていなければダメだと思っているのです。
他のドライバーもやっているから、自分もやって良い…
無自覚のうちに、そう思っているドライバーは多いんじゃないかと思ったりしています。
この仕事を始めたとき、タクシーという仕事は正直者がバカをみる仕事なんだ、と強く感じていました。
つまり、何にしても「やったもん勝ち」
でも、本当にそうなのかどうかは分かりません。
昨日も書きましたが「やったもん勝ち」と思っているドライバーは、その感覚がどんどん麻痺してしまう傾向が強いように思います。
でも、麻痺していくと、どこかに落とし穴はあるもので、一度大きな落とし穴に落ちると、業界を去るような案件に繋がることは多々あります。
つまり、その感覚を麻痺させないボーダーラインを自分でどこかに引かなければならないんだろうと思っています。
さて、タイトルですが…
私がこのブログを綴りはじめたきっかけは…
当時2年目くらいのドライバーが新人ドライバーに、レッドゾーン、つまり駐停車禁止場所での付け待ちをアドバイスしていたことがありました。
場所は、新宿の大ガード下のレッドゾーンと、大ガードから靖国通りを市谷方向に進行して区役所通りの信号を過ぎた先の路地の入り口付近(吉本興業の東京支社の入り口のところ)の二箇所…
この二箇所ともお客さんは沢山いるでしょう、でも二箇所とも駐停車禁止場所で取締りの対象で実際に数多くの取り締まりが行われている場所です。
会社では当然、その様に取り締まりが強化されている場所での付け待ちはダメ!と指導していますが、先輩が大丈夫と言うとそれを信じてしまう新人が多いもの仕方の無いところでしょうか?
大げさに書けば、こういうダメなことをちゃんとダメと記せる場所が欲しいと思ったのがきっかけでした。
その時も、その場で「その場所はだめでしょ」と伝えましたが、その新人が何を信じて何を信じないのか?までは分かりません…
そんなことを1年半ぶりに思い出して書いてみました。
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