1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

ディズニーリゾート定額は、お客さんにとってお得感の高いサービスだと思います。 & 定額運賃について

都区内のタクシー会社の場合、羽田空港、成田空港、東京ディズニーリゾート発着の定額運賃を設定しているところがあります。

私の所属する会社でも、この3つ定額運賃を設定しているのですが、あまりお客さんには知られていないけどお得感が一番高いのはディズニー定額だと思っています。

 

会社全体の統計ではなくあくまでも個人的な感覚ですが、お得感は一番高いけど、一番利用されていないのもこの定額運賃のように思えます。

 

昨日の1回目のお仕事も、久しぶりにディズニー定額を利用してTDLまでのお送りだったのですが、運賃+高速代を乗車された6名で割ると、電車賃よりは高いけど、もちろん全員座れて、車内から雰囲気を盛り上げて現地まで行けることを考えたら、もっと広がっても良いサービスじゃないか?と思ったりもしています。

 

こんな例もありました。

豊島区からTDLまでだったのですが、朝8時過ぎ発でベビーカーに小さなお子さんを乗せた2家族6名をお送りしたことがあります。

ベビーカーの子さん連れでラッシュの電車に乗るのもはばかられると思うのですが、車内でお子さんの朝食などもされていて、運賃が6500円+高速代。

 

こんな利用の仕方もあるんだ、と一番強く思った例です。

 

会社によって定額運賃を設定しているしていないの差がありますし、対象エリアが23区西部だけとなってしまうのですが、ディズニー行きに利用されるのも一つだと思います。

 

と、宣伝はここまで(笑)

本題はたぶんここからです。

 

ところで、これを読まれている現役のドライバーの皆さん、定額運賃はお好きですか?

 

こんな質問をすると大半のドライバーは、定額運賃は嫌いと答えると思います。

私の周りでもそうです。

その理由は、実際に走行したメーターの金額から割引を行うので、何だか損した気分になるというのが大半でしょうか?

 

私も以前はそうでした(笑)

でも、もう慣れました。

 

私がタクシーを始めたころ、タクシー運賃は初乗り660円だったと記憶しているのですが、その当時は個人タクシーが消費税分を運賃に転嫁せず、初乗り650円で走らせていた頃でした。

そして、それに対抗するために法人各社は、大口顧客の引止め策として大口割引制度を導入していました。

つまり、何らかの割引が常について回っていたのです。

 

そして、特に1社目では、悪名高き乗務員負担も横行していましたので、あるチケットやクレジットカード払いだと何%の手数料は乗務員負担だとか、黒色のハイグレード車両に乗ると1回幾らとか、営業収入や支払い給与からの控除もあり、先ほどの何らかの割引と併せると様々な「控除」が存在していました。

 

だから、羽田空港国際線が開業し羽田定額が導入されたときも、さほど驚かなかったですし、定額が嫌なら羽田に行かなければ良いと思っていたくらいです。

 

今は、仕事の組み立てにどうしても羽田ははずせないので、好きだ嫌いだと言ってられないですし、定額 運賃があるおかげで、お客さんが一組でも増えてくれたら良いと思っています。

 

あっ、でも1日の売り上げ中に、定額での割り引き分が10000円を超えると、少し凹むかな(笑)

 

 

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