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1BOXタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなものです

タクシーの稼ぎ方 番外編の2 私の嫌いなドライバー

タクシーで稼ぐことを考えたときに、陥りやすい例を2つお話したいと思います。

そんな方法で稼いでも長続きしないよ!という思いを込めてお送りします。

 

1つ目は、私が最初に所属したタクシー会社で実際にいた人です。

その人は、新人のころからトップクラス(隔日勤務で税抜き8万平均くらい)のドライバーでした。

でも、そのやり方はエゲツなく、例えば信号の代わり端、横断歩道の先で後部ドアを開け、右左折車が来れば動き出すけど、それまでは粘ってお客さんを乗せていくようなドライバーでした。

 

そのエゲツなさの例を挙げると、右車線から同じ営業所の空車を抜いて前にいるお客さんを拾う。左折専用レーンから直進し前にいるお客さんを拾う、Uターン禁止も関係なくお客さんと見ればUターンなどなど…

そんなことをしているドライバーでしたから、古参のドライバーを中心に評判は散々、でも稼いでいるものだから会社もまともに注意一つできず…

会社も注意しないものだから、ますます天狗になりの悪循環…

 

そしてこのドライバー、ある時事故を起こします。

空車で走行中に左折していて、左から来ていた歩行者に気付かず、その歩行者をボンネットに乗せてしまい、そして落下させてしまいます…

大通りの交差点で目の前には交番、直ぐ届け出れば、怪我も軽傷だったようなので、大きな問題にはならずに済みました。

でも、このドライバーは逃げました。

 

帰庫後、ライトのカバーが割れていたので、工場に頼み込んで会社に黙って修理。

その工場の人も、会社に報告したくないというドライバーの気持ちを汲んでしまったのですが、それによって事故の発覚が遅れたのですから、結果として工場の人も共犯になってしまいました。

 

交番の前でのひき逃げです。

そして、街中には防犯カメラもあふれています。

数日後には会社に問い合わせが入り、そのドライバーは逮捕。

 

その彼は当然のように会社を去りましたが、ひき逃げを起こした会社ということで、しばらくは厳格な運用が求められるようになり、他のドライバーは大いに迷惑を被りました。

そして会社に黙って修理をした工場の人は左遷。

 

「俺は売上が良いから、会社が守ってくれると思った」らしいのですが、それまで厳格に注意できなかった会社も手のひらを当然のように返します。

 

ここまで極端な例は少ないと思いますが、法令を守らず、ルールも守らず、稼いでいるから良いんだと、開き直る様なドライバーが多いもの悲しい現実です。

 

さて、2人目。

この彼は、知り合いの会社のドライバー、現在現役です(笑)。現在3年目かな?

同じように運転の仕方は荒く、他社のドライバーから知り合いに、「あいつの運転どうにかしろ」というようなクレームが入るようなドライバーです。

しかし、稼ぎが良いものだから所属会社での受けは良く、同じくますます天狗になっているドライバー。

 

このドライバー、先日のことですが甲州街道を幡ヶ谷方面から新宿方面に上っていて、お客さんに「新宿駅」と言われたそうです。

何の確認もしないでそのまま走行し新宿南口陸橋を越えたあたりでお客さんから「何処に行くんだ」と言われたそうなのですが、「西口が混んでいるので東口に廻っているんです」と咄嗟に口からでまかせを。

お客さんが納得したのかどうかは知りませんが、何事も無かったように新宿駅で降ろしたらしいのです。

ところで、普通に考えれば恥ずかしいエピソードを「俺は口が上手いからクレームにならないんだ」と飲み会の席で自慢げに語っていました。

 

語っていたその場に私もいたのですが、はっきり言ってドン引き(笑)

ドライバーの話だから、話半分盛っていたとしても、盛りすぎです。

 

稼いでいるから何をしても良いし、道を間違えても誤魔化せばよい。

それで通じるほど安直な世界ではないと思うのですが、それで通じてしまっているから恐ろしい(笑)

 

その彼の売上、いったい何割増で遠回りした結果なのでしょうか?

 

これも極端ですが、遠回りをあえて提案するドライバーが多いのは現実のようです。

お客さんが納得すれば何をしても良いのは大きな誤りですし、お客さんが納得しているかどうかなんて、案外分からないものです。

次回、私のやったミスについてお話します。

 

 

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